RPAエンジニアの年収は?将来性や必要スキル、仕事内容を紹介

求人ボックスのデータによればRPAエンジニアの平均年収は約550万円といわれています。日本の平均年収と比べても高く、月給で換算すると46万円です。フリーランスの場合、レバテックフリーランスでは月額単価70万円前後の案件が多く見られ、年収に換算すると840万円前後といえます。(2024年1月時点)

記事では、RPAエンジニアの年収や将来性、仕事内容、必要スキルなどについて解説します。

なお、ITエンジニア全体の年収比較をしてみたい方は「ITエンジニアの平均年収と給料事情」で解説しているので参考にしてみてください。

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RPAエンジニアとは

RPAエンジニアとは、RPA(Robotic Process Automation)に関連する業務を担当するエンジニアです。業務領域の明確な定義はありませんが、主にRPAツールの設計や運用、サポートなどを行う技術者を指す言葉として使われています。

RPAは、総務省のWebサイトでは「これまで人間が行ってきた定型的なパソコン操作をソフトウェアのロボットにより自動化するもの」と定義されています。仮想知的労働者(デジタルレイバー)とも呼ばれ、RPAによる作業のオートメーション化は、業務の生産性を向上させるのに役立ちます。

参照 : 総務省「RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)

金融業やサービス業など多くの業界でRPAの導入が進んでおり、政府機関でも「霞が関働き方改革推進チーム」がRPAの活用による国家公務員の業務削減・効率化を推進しています。今後はさまざまな業界においてRPAエンジニアの需要が増加すると考えられるでしょう。

参照 : 内閣官房内閣人事局「霞が関働き方改革推進チーム 平成30年度 議論の成果

RPAの導入事例

RPAを導入するメリットが具体的に分かる事例として、以下の2つを紹介します。

  • 金融庁の事例
  • 大手都市銀行の事例
金融庁の事例

金融庁は、ほかの省庁に先駆け、2017年からRPAの導入を進めました。2018事務年度の金融庁の年次報告によると、庁内のシステムや外部サイト(日銀、EDINET等)からのデータのダウンロード、資料やメールの作成、財務局や金融機関などからの提出資料の集約、メールの添付ファイルのパスワード解除や共有フォルダへの保存といった業務をRPA化しています。

導入をスタートした2017年度は、定例のデータ更新などの4業務を先駆けてRPA化し、前年度比で133時間の業務時間の自動化を達成しました。

参照 : 金融庁「金融庁の1年(2018事務年度版)」「平成30年度ワークライフバランス職場表彰内閣人事局長表彰 金融庁総合政策局リスク分析総括課情報・分析室

大手都市銀行の事例

総務省のWebサイトで紹介されている大手都市銀行の事例では、20種類の煩雑な事務作業をRPA化したことにより、年間で約8,000時間分の事務作業時間を削減しました。作業にあたっていた社員が1日8時間働いたとすると、約1,000日分の労働時間を削減したことになります。

これにより、事務作業に従事していた社員が他の重要な業務を担当できるようになったほか、複数のシステムを用いる事務処理をRPA化することで、システムの連携による業務の単純化も視野に入れられるようになりました。

関連記事 : RPAエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

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RPAエンジニアの年収・収入

RPAエンジニアの収入の実態を知るために、以下の内容を見ていきましょう。

  • RPAエンジニアの平均年収
  • RPAエンジニアの月額単価
  • 年収アップのポイント

RPAエンジニアの平均年収

RPAエンジニアの平均年収は、省庁などの公式な調査によるデータがないため、近いと考えられるエンジニア職種の年収をご紹介します。

2017年に経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、「顧客向けシステムの開発・実装」を行うSE・プログラマーの平均年収は593.7万円でした。なお、「高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)」の平均年収は778.2万円、「IT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等))」の平均年収は758.2万円となっており、高度なスキルがあれば年収もアップすることができると推察できます。

参照 : 経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

RPAエンジニアに限らず、ITエンジニアの年収は実務経験年数、言語スキル、システム開発やアルゴリズムの知見などによって変化します。企業も能力や成果を給与に反映させる傾向にあります。たとえば、同調査によれば、仕事に慣れ始めた「新人・初級者レベル」から「独立して仕事ができる中堅人材レベル」になると、平均年収は120万円ほどアップします。さらに、「部下を指導できるチームリーダーレベル」になると、新人・初級者レベルから比較して300万円近くアップするというデータが出ています。

RPAエンジニアの月額単価

2024年1月時点でレバテックフリーランスが扱っているRPAエンジニア向け案件には、月額単価70万円前後の案件が多く見受けられるので、年収換算すると840万円になるといえそうです。ただし、これは税金や年金・保険料を差し引く前の金額であること、年間を通じて案件に参画するとは限らないことは留意しましょう。

RPAエンジニアの月額単価が高い案件には、求められる実務経験年数が長い案件や、開発言語や特定の開発ツールを扱う案件などが見受けられます。業務内容は、導入支援や開発業務が中心です。一方、RPAツールの作成業務のみなど、一部の業務を任される案件には、月額単価が低めのものもあります。

RPAエンジニアは、幅広いスキルを持ち、経験年数が長く、開発から運用まで対応できると、月額単価が高い案件の受注が可能となると言えるかもしれません。

年収アップのポイント

RPAエンジニアの中で高い年収を得られる人は、コンサルティング要素も含めたプロジェクトの上流を担当するケースが多いと言えます。上流を担当するには、RPAエンジニアとして一定年数以上の実務経験が求められるでしょう。

一方、プロジェクトの中でも構築などの実作業の部分を担当する場合、一般的なエンジニアやプログラマーと近い年収となる場合もあります。RPAエンジニアの年収アップには、まず実作業を担当し、経験を積むことが重要と考えられます。アルゴリズムに関する知見を身につけ、GoやRuby、Pythonなどの言語スキルを持っておくと良いでしょう。

RPAに関する知見を増やし、経験を積むことでプロジェクトの上流を担当することができます。また、さまざまな言語や業界の知識も得ていけば、クライアントに対してコンサルティングを行えるようになります。コンサルティングを行うレベルまで達すると、さらに年収アップが期待できます。この場合、クライアントの業界でのシステム開発経験があるとなお重宝されるでしょう。

関連記事 : ITコンサルタントの年収

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RPAエンジニアの仕事内容

さらに、RPAエンジニアの仕事内容を詳しく見ていきましょう。主な仕事内容としては、以下の3つが挙げられます。

  • 導入(業務分析)
  • 開発
  • 保守・運用

それぞれの業務について、以下で説明していきます。

導入(業務分析・要件定義)

導入フェーズでは、クライアントの現状を把握し、業務分析を行います。現状の業務において、RPAツールでどこまで自動化できるかを考えなくてはならないためです。

クライアント側の業務を洗い出し、その中から、どの業務を優先的に自動化し、その結果どれくらい効果があるのかを予測します。そして最終的には、自動化する業務と、どのように自動化していくのかを決めて、要件定義します。

開発の前に業務プロセスの可視化や分析が十分に行われないと、RPAを導入しても結局人が手作業で行う作業が残ってしまったり、逆に人の判断が必要な作業を自動化してしまったりして、せっかく開発をしても効果につながらない恐れがあります。

RPAは、論理的思考と問題発見力・問題解決力が求められます。自分が考えた改善案を導入してクライアントの業務を改善できた際は大きなやりがいを感じられるでしょう。

開発(ロボットシステム構築)

開発フェーズでは、RPAツールを活用してクライアントの使用しているソフトウェアや環境に合わせたロボットを作成します。導入フェーズで決めた作業手順を、ロボットが実現できるように調整していきます。

RPAツールでロボットを作成するには、作業手順を記録したものをもとにロボットを作成したり、プログラムを書いて作成したりします。作成中には、クライアントのPCやネットワークの環境、扱うデータ形式などによってはエラーや誤作動などが起こり得ます。開発フェーズではこのような不具合を調整しながら進めていきます。

また、導入後に想定される不具合や問題、RPAが停止した際にどのような処理をすればいいかなどの解決方法をマニュアル化することも、RPAエンジニアの重要な仕事となる場合があります。どのような状況でもロボットが使用できるように、起動や停止などの手順を記載したマニュアルを作成することが求められるので、先のことを予測して、あらかじめ準備を整えておくことが好きな人には、やりがいを感じられる仕事となるでしょう。

保守・運用

実際の現場では、開発が完了してからも業務内容が変更になったり、環境が変わったりすることがあるため、アップデートをして調整することが必要になります。導入後の保守・運用をスムーズに行うために、RPAの仕事の中には、方針やガイドライン、マニュアルなどを作成することも含まれるケースがあります。

また、RPAにより自動化が実現されると、人間によるチェック項目も変わります。現場では、ロボットとの連携も大切になります。そこで、場合によっては現場の従業員向けにRPAの勉強会を開き、RPAの知識を深めてもらう必要もあります。

さらに、現場での対応が不可能な状況でトラブルが発生した場合は、リモートで的確な指示を出すことも必要になります。そうしたケースでは、直接現場を見ることができない中、トラブルを把握してエラーの原因を見極め、解決する必要があります。対応がうまくいき、クライアントから感謝されたときに、RPAとしてのやりがいを感じる人も少なくありません。

関連記事 : ITエンジニアとは?仕事内容やフリーランス事情を解説

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RPAエンジニアに必要なスキル

RPAエンジニアになるには、まずパソコン本体やソフトウェアに関する基本的な知識・経験があることが前提になります。それに加えて、次のようなスキルが求められます。

  • RPAツールの経験・知識
  • システム開発経験
  • Microsoft AccessやExcel VBA等の知識・経験

また、RPAエンジニアになるには必須の資格はありませんが、「RPA技術者検定」と言われる技術者向けの資格があります。これはRPAツールの「WinActor」に関する知識やスキルを問う資格で、取得することでRPAエンジニアとしてのアピールに活用できるでしょう。

RPAツールの知識・経験

RPAツールの知識と経験は、RPAエンジニアにとって必須とも言えるものです。RPAツールには、以下のようなものがあります。

  • WinActor
  • BizRobo!
  • Blue Prism
WinActor

「WinActor」はNTTグループによって開発されたツールです。Windows端末にインストールして使用するデスクトップ型RPAで、PCで行う単純な入力などの作業を自動化することができます。

PC1台から導入が可能でサーバーやクラウド上から稼働を管理するツールもあり、大規模な運用も対応可能です。Office製品に対応しているため、Excelでの転記や集計などのルーティン作業を自動化するのにも適しています。

BizRobo!

「BizRobo!」は、RPAテクノロジーズ株式会社が提供するツールです。サーバー型・デスクトップ型の両方に対応していて、金融機関や大学、大手企業などでの導入実績が多数あります。コーディングが不要であり、導入への移行が容易です。

ブラウザから取得したデータをExcelへ入力する、SNSや既存のシステムと連携させるなどの作業を自動化できます。

Blue Prism

「Blue Prism」は、イギリスのBlue Prism社が開発したツールです。開発、運用、監査の履歴を暗号化して保存できるため、セキュリティ水準の高い金融機関、大手企業などでの大規模運用実績が豊富にあります。

外部システムと連携させるデータの一括管理が可能で、Webアプリ、Excel、メール、SAP、Java アプリケーションなどにも対応しているため、既存の基幹システムに組み込みやすいというメリットがあります。

システム開発経験

RPAエンジニアになるには、システム開発の経験が数年間はあると望ましいでしょう。すでにVisual BasicやJavaなど他言語での開発経験があれば、それまでの経験を生かしてRPAエンジニアを目指しやすくなるかもしれません。

RPAにかかわらず、エンジニアはさまざまな開発経験があればあるほど、幅広い考察ができるようになります。いろいろな案件に携わり、イレギュラーな対応や不具合などを経験することは、システム開発の流れや傾向の理解に役立ちます。

Microsoft AccessやExcel VBA等の知識・経験

RPAエンジニアは、クライアントの作業を効率化します。したがって、事務作業で使用されるソフトウェアの知識や経験が求められることも多くあります。代表的なソフトウェアには「Microsoft Excel」や「Microsoft Access」が挙げられます。

Excelはデータベース管理や集計に、AccessはExcelよりも大量なデータベースを扱うのに向いています。また、VBAは、データの転記や集計などの処理を自動化する「マクロ」を記述・編集するプログラムで、ExcelやAccessに組み込むことが可能です。作業を自動化するという点では、VBAとRPAは考え方が共通しているとも言えます。VBAを用いたExcelやAccessの作業は、日次的な集計作業で必要になるケースも多いため、これらの知識や使用経験があると、より効率的な設計や開発につながるでしょう。

関連記事 : ITエンジニアのスキルアップ

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RPAエンジニアになるには

RPAエンジニアになるには、主に次の2つの方法が挙げられます。

  • プログラミングやシステム開発の経験を積む
  • RPAについて勉強する

それぞれについて、以下ご説明します。

システム開発などIT系エンジニアの経験を積む

RPAエンジニアになるには、まず現場で開発経験を積むことが重要です。プログラマーやシステムエンジニアとして勤務し、プロジェクトの基本的な流れやIT開発に関する知識を身につけましょう。

RPAエンジニアに応募する際は、少しでも開発経験があると、未経験よりも有利になります。採用する側としては、開発経験があれば最低限のITリテラシーを持っていると判断できるためです。したがって、まずは現場でシステム開発の知識や流れを学び、自分のスキルを磨くことから始めましょう。

RPAについて勉強する

RPAエンジニアになるには、最低限RPAの知識が必要になります。知識を習得する方法としては、以下のような方法があるでしょう。

  • 本やインターネットを活用して独学する
  • RPAのセミナーに参加する
本やインターネットを活用して独学する

「WinActor」や「BizRobo!」などのRPAツールについては、解説本やWebサイト、e-ラーニングなどで知識を得ることができます。まずは興味のあるツールや今後扱いたいツールを独学で勉強してみましょう。

RPAのセミナーに参加する

RPA導入に関するセミナーなどを企業が開催することもあります。そのようなセミナーに参加して、勉強するという方法もあります。無料で参加できる、あるいはオンラインで参加できる場合もあるようです。実際にRPAを導入した企業やRPAツールを提供している企業のセミナーに参加することで、RPAの知識を増やすことができます。RPAの知識レベルごとに開催されているセミナーもあるので、自分の知識レベルに合わせて参加するとよいでしょう。

関連記事 : エンジニアの勉強会

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未経験からRPAエンジニアになる方法

未経験からRPAエンジニアになるには、最低限の開発経験やITリテラシーが必要になるため、最初は別のエンジニア職種として開発経験を積むことから始めるのが無難です。まずITエンジニアになるには、アルバイトや派遣から実務経験を積むという方法もあります。

なお、RPAエンジニアへの足がかりとして別のエンジニア職種を目指すにも、プログラミングや基本的なPC、ネットワークなどの知識を身につけていることが前提です。未経験でも採用されやすいエンジニア職種のひとつには、テストプログラマーが挙げられます。テストプログラマーから始めて徐々にコーディングを覚え、システムエンジニアを経てRPAエンジニアを目指すというルートもあるでしょう。

エンジニア未経験からRPAエンジニアになることも完全に不可能とは言えませんが、まずは何らかの形で開発経験を積みながら、並行してRPAに関する勉強を継続していくとよいでしょう。

関連記事 : ITエンジニアの種類

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RPAエンジニアのキャリアパス

RPAエンジニアのキャリアパスには、以下のような選択肢があります。

  • ITコンサルタント
  • 起業・フリーランス独立
  • ITセミナー講師

ITコンサルタント

ITコンサルタントはRPAエンジニアよりも待遇がよいケースが多く、将来的に目標とする人も少なくありません。ITコンサルタントは、エンジニアよりも上流でビジネス的な視点からプロジェクトにかかわります。営業的なスキルも求められるので、エンジニア以外にも営業などの経験があるとキャリアアップしやすくなる可能性があります。

起業・フリーランス独立

RPAエンジニアとして経験が長く知識も豊富になれば、起業したり、フリーランスとして独立したりすることで、収入アップにつなげることも可能です。会社員として働くよりも、勤務時間などを自由に決めやすいので、より柔軟な働き方が実現できるでしょう。ただし、確定申告をはじめ、エンジニア業務以外の雑務や手続きが必要になる点はデメリットになり得るので、頭に入れておきましょう。

ITセミナー講師

ITセミナー講師は、RPAやIT技術に関するセミナーの講師を務めるということです。RPAの導入が広がり始めているため、一定の需要が見込めます。ITセミナー講師は、人に自分の知識を教えていくことが好きな人におすすめです。RPAツールに関する知識が豊富で実務経験が長いほど、高収入も期待できるでしょう。

関連記事 : ITエンジニアが独立するメリット

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RPAエンジニアとプログラミング言語

RPAエンジニアには、プログラミング言語が不要と言われることがあります。RPAは直接プログラミングをしなくても、ロボット開発が可能な場合があるためです。しかし、実際にRPAエンジニアとして活躍するには、プログラミング言語の知識は必要と言えます。

RPAツールは、原則としてプログラミングの基本的な構造「順次処理」「条件分岐」「繰り返し処理」などを前提として作成されています。したがって、プログラミングの知識や経験がないと理解が難しくなるケースがあります。

また、RPAを実装するうえで複数のソフトウェアを組み合わせて構成することもあり、このようなケースではエラーが発生しやすくなります。プログラムを書いても正しく動作しなかったときの対応に慣れていると、エラーの原因特定や対処などをスムーズに行えるでしょう。

関連記事 : フリーランスでプログラミングをするために|必要なスキルやスクールの選び方も解説

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RPAエンジニアの求人状況

RPAエンジニアの求人は、近年増加傾向にあるとされています。開発、保守および障害対応などのエンジニア業務の求人だけでなく、RPA導入に際してのデータ入力といった限定した業務の求人も見られます。

開発や運用を行うRPAエンジニアの求人では、基本的にシステム開発経験などの必須条件がありますが、RPA導入に付随するデータ入力に近い業務の求人では、経験不問としているケースもあります。

また、扱うRPAツールが指定されている求人では、そのツールを使った業務経験が求められることもあります。実務経験があるRPAツールや、開発・導入・運用など自分の得意な分野を生かせる求人を選ぶとよいでしょう。

関連記事 : ITエンジニアのフリーランス案件の実態|求人数や内容は?安定した収入は可能?

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RPAエンジニアの将来性と今後の需要

RPAエンジニアは、将来性に期待ができると言えます。RPAは人間が行っていた単純作業をロボットによって自動化させることができるため、年々労働人口が減り、IT人材不足に陥っている日本において、ますます需要が増えると予想されます。

大企業をはじめとした一部の企業ではすでにRPAの導入を始めていますが、中小企業庁が発表した「2018年版 中小企業白書」でも先進的なIT利活用の例としてRPAが取り上げられているように、今後中小企業にも導入の動きが広がると見られています。

参照 : 中小企業庁「2018年版 中小企業白書

一方、RPAの技術はまだまだ発展途中の段階であるため、RPAに関する知識やツールは次々と新しいものが出てくると考えられます。変化していく環境や需要に対応するためには、RPAに関する最新の知識を学び続け、スキルを獲得していくことが重要になるでしょう。

関連記事 : SE(システムエンジニア)の将来性

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今後も注目のRPAエンジニアで年収アップを目指そう

RPAは今後も多くの企業に導入されることが予想されており、RPAエンジニアの需要増加が期待されています。RPAエンジニアは、RPAツールの知識や最新の技術に関する知見を高めることで、年収アップも狙えます。未経験からRPAエンジニアを目指すのであれば、まずはプログラマーやシステムエンジニアとなり、開発経験を積んでから、RPAエンジニアへキャリアアップしていくことを考えましょう。

関連記事 : フリーランス700人に聞いた!IT業界の収入やキャリアに関する5つの質問

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RPAエンジニアの年収に関するよくある質問

ここでは、RPAエンジニアの年収に関するよくある質問に答えていきます。

Q. RPAエンジニアの主な仕事内容を教えて下さい。

RPAエンジニアは、クライアントとの要件定義、RPAシステムの設計・開発、保守や改善などを行います。

Q. RPAの導入事例にはどのようなものがありますか?

RPAの導入事例には、請求書や契約書のスキャンやデータ処理、在庫管理、顧客データの自動入力、社内業務の自動化などがあります。

Q. RPAエンジニアに必要なスキルには、どのようなものがありますか?

RPAエンジニアには、プログラミングスキルやRPAツールの知識、コミュニケーション能力やプロジェクトマネジメント能力が必要です。

Q. RPAについて勉強する場合、どのような学習方法が効果的ですか?

RPAについて勉強する場合、書籍やオンライン学習サイトの活用、講座や研修への参加などが有効です。また、実際に自身でRPAを使用し、理解を深めることも大切です。

Q. 今後RPAエンジニアの需要はどのように変化しますか?

働き方改革やDXの推進を背景に、業務を効率化できるRPAの導入に注目が集まっています。それに伴い、RPAエンジニアの需要も高まると予想されます。

最後に

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