未経験からフリーランスエンジニアになる方法!案件例や必要スキルを解説します

未経験でフリーランスエンジニアになることは可能です。ただし、即戦力が求められるため、知識・スキルはもちろん多少なりとも実務経験が必要になります。

そこで、未経験の人向けにフリーランスエンジニアになるための具体的なステップを解説していきます。

そもそもフリーランスとはどんな仕事なのか知りたいという方は、以下の記事でおさらいしておきましょう。
フリーランスとは?仕事内容や職種の一覧・必要な準備について解説

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未経験でもフリーランスエンジニアは目指せる!

未経験からでもフリーランスエンジニアになれるのか?答えは「未経験でもフリーランスエンジニアを目指すことはできる」です。

ただし、未経験でいきなりフリーランスエンジニアになり、希望の案件を受注したり十分な収入を得ることは難しいです。未経験からフリーランスエンジニアになり活躍するためには、事前に入念な準備をすることが必要です。

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未経験でもフリーランスエンジニアを目指せる理由

未経験からでもフリーランスエンジニアを目指すことは可能です。その理由や根拠を解説します。

  • エンジニアが不足している
  • 働き方が変わってきている
  • クラウドソーシングやエージェントサービスが普及している

エンジニアが不足している

未経験でもフリーランスエンジニアになれるのは、IT市場の急成長でエンジニア不足が起きていることが大きな理由です。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」では、2030年には少なくとも約16万人、多くて約78万人のIT人材が不足すると試算しています。この背景には、少子高齢化により労働人口が減っているのに対し、IT分野では常に先端技術を扱う人材が必要なため、ギャップが生じているという状況があります。

需要が高い技術を習得している場合は、エンジニア未経験であってもフリーランスとして案件を受注しやすくなるでしょう。

参考:IT人材需給に関する調査|経済産業省

働き方が変わってきている

コロナ渦を経て、在宅でのリモートワークをはじめ、働き方の選択肢が広がっています。政府も新しい働き方の定着を目指しており、兼業や副業を含めてフリーランスの働き方は今後も推奨されるでしょう。

終身雇用制度も消えつつあり、フリーランス人口も年々増えています。フリーランスはイレギュラーな働き方ではなくなってきており、フリーランスエンジニアにとって働きやすい環境作りが進んでいます。

参考:新しい働き方の定着|内閣官房 成長戦略会議事務局

クラウドソーシングやエージェントサービスが普及している

フリーランスの増加により、クラウドソーシングやエージェントといったマッチングのサービスも普及しています。アウトソーシングを活用する企業が増えたのに伴い、案件数も増加中です。未経験でも可とする案件もあり、より経験の浅いフリーランスエンジニアでも挑戦しやすくなってきています

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未経験からフリーランスエンジニアになる難しさ

未経験からフリーランスエンジニアになることは可能ですが、簡単になれるわけではありません。未経験でフリーランスエンジニアになるのが難しい理由を理解すれば、何が必要か、どう行動していけばいいのか見えてきます。主な理由を5つ解説していきます。

ライバルが多い

未経験からフリーランスエンジニアになるのが難しい理由のひとつが、同業でのライバルが多いという点です。IT人材の不足からエンジニアの需要が高まる一方で、「増えすぎ」と言われるほど年々フリーランスの人口は増えています。

経験豊富な先輩エンジニアの中で、未経験エンジニアが戦うのは難しいでしょう。そのため、未経験からフリーランスエンジニアを目指す場合は、転職やプログラミングスクール、副業などでまずは経験を積みましょう。

経験が問われる

フリーランスエンジニアは即戦力になることを期待されます。そのため、実務経験の年数が案件の獲得に影響するケースも多いです。つまり未経験の場合、最初から案件の選択肢が多くあるわけではなく、簡単な業務から始めていく必要があるわけです。

また、フリーランスエンジニアとして実際に業務にあたると、知識だけで乗り切るのが難しい場面もあります。参考書などにのっていない問題に直面することも少なくありません。こういった場面でも、これまで培ったエンジニアとしての経験が必要になるわけです。

簡単な内容でも様々な業務をこなしていけば、課題の解決方法のノウハウが蓄積され、経験者としてのスキルを得ることができます。未経験からフリーランスエンジニアを目指す場合は、実際の開発経験を積んでいくのが得策です。

わからないことを聞ける人がいない

フリーランスエンジニアは会社員と違って、困っていることや悩みをすぐに相談できる上司や同僚が基本的にいません。フリーランスは1人で仕事に取り組む場面もあり、自力で解決する力が求められることもあります。

わからないまま進めてしまうと、知識が積み上げられないうえ、成果のクオリティが下がってしまう可能性もあります。クライアントにネガティブな印象を与えてしまうと、案件の継続受注が厳しくなるでしょう。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すのであれば、経験者に教えてもらうことが効率的です。

未経験は信頼性が低い

未経験からフリーランスエンジニアになる難しさとして、クライアントからの信頼を得にくいという点があります。なぜなら、フリーランスエンジニアのスキルや経験をもとに、クライアントは仕事を任せられるかどうか判断するからです。スキルや知識を裏づける実績が少ない未経験者の場合、信頼性が低く、クライアントは発注の判断をするのが難しいかもしれません。

未経験のフリーランスエンジニアはその時点で受注できる案件から実績を積み、少しずつ信頼獲得につながる材料を作る必要があります。各案件で高評価を得られれば、クライアントから案件を継続してもらえることも増えるでしょう。

未経験向け案件は単価が低い

未経験のフリーランスエンジニアが任される業務は、テストや監視などが多い傾向にあります。まずは難易度の低い仕事から任され、徐々に信頼を獲得してステップアップしていくのが一般的な流れです。

未経験でもできる業務の場合、単価が低めに設定されるため、高年収を得るのは難しいでしょう。しかし、フリーランスエンジニアとしての経験と実績を増やしていけば、クライアントとの単価交渉ができたり、高単価の案件を受注できるようになります。

フリーランスエンジニアになるリスクと成功する方法を以下の記事でも紹介しています。
フリーランスエンジニアはやめとけといわれる理由|仕事や収入の目安

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未経験からフリーランスエンジニアを目指すための4ステップ

未経験でいきなりフリーランスエンジニアになり、希望の案件を受注するのは難しいため、段階を踏んでいくことが重要になります。未経験からフリーランスエンジニアを目指すための4つのステップを解説していきます。

ステップ1:キャリアプランをたてる

未経験からフリーランスエンジニアを目指すにあたって、まずはフリーランスエンジニアとして行いたい業務内容や目標年収を考えます。キャリアプランを明確にすることで、実現のために必要な行動が明らかになるでしょう。

具体的には、以下3つのような項目を設定し、準備期間を逆算して考える必要があります。

  • 1ヶ月の目標収入
  • 仕事内容
  • スキルアップにかける時間

フリーランスエンジニアの収入に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスエンジニアの平均年収はいくら?言語・職種・経験年数別に紹介

ステップ2:スキルを磨く

フリーランスエンジニアとしてのキャリアプランを立てたら、エンジニアに必要なスキルを学習しましょう。書籍やオンラインサイトで独学する方法や、プログラミングスクールに通う方法があります。

最近はプログラミングを独学できる環境が整ってきており、無料でオンライン学習できるサイトも増えています。しかし、独学の場合、疑問点がすぐ聞けないことやエラーが解決できないことを理由に、途中で挫折してしまうリスクも大きいです。独学は手軽に始められる一方で、挫折するリスクが高いということも理解しておきましょう。

プログラミングスクールはIT知識やプログラミング言語を学べるスクールのことです。通うのに費用がかかるものの、プロのエンジニアに不明点を聞いたり悩みを相談したりできます。未経験者がエンジニアとしてのスキルを磨くにあたっては、最も効率が良い方法といえるでしょう。

ステップ3:ポートフォリオの作成

独学やスクールなどでスキルを身につけたら、技術を活かして実際にシステムやアプリなどを開発します。開発した成果物は、作品の資料となる「ポートフォリオ」にまとめてください。

エンジニアの選考では、しばしばこのポートフォリオが求められます。クライアントはエンジニアのスキルや経験に基づき判断します。自分で仕事を獲得する必要があるフリーランスエンジニアにとって、自分をアピールするためのポートフォリオは欠かせないものです。いずれ必要になるものなので、早めに作りましょう。

ポートフォリオの作り方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスのポートフォリオ作成方法|エンジニアやデザイナーの見本あり

ステップ4:副業や正社員で経験を積む

未経験からフリーランスエンジニアを目指す場合、多少なりとも実務経験を積む必要があります。実務未経験でも知識は習得できますが、現場での実践でしか学べないノウハウもあるからです。

実践しないと習得できない知識の例としては、システム開発の各工程や障害対応などです。また、システムが大規模であるほど、経験に基づく知識が求められる傾向にあります。

エンジニア経験を積む方法としては、副業でエンジニアの仕事に携わったり、エンジニアの正社員の求人に応募し、転職する方法があります。実際にエンジニアの仕事を経験することで、スキルを磨けるだけでなく、フリーランスエンジニアとしての働き方もイメージしやすいでしょう。

なお、会社員が副業でエンジニアの仕事をするときは、必ず就業規則を確認してください。企業によっては、副業を禁止している場合があります。

未経験からフリーランスになったあとに後悔しないための事前準備について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【経験談】フリーランスになって後悔|対処法や適正、事前準備も解説
未経験からプログラマーになるには?必要なスキルやなり方を紹介

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フリーランスエンジニアに求められるスキルとは

フリーランスエンジニアとして活躍していくためには、市場で求められているスキルを身につけていくことも大切です。フリーランスエンジニアに求められるスキルをいくつか紹介します。

プログラミングスキル

フリーランスエンジニアにはプログラミングスキルが必須です。しかし、案件によって必要とされる言語スキルは異なります。希望する職種・案件内容に対して必要な言語を事前に確認し、習得する言語を選びましょう

たとえば、Webエンジニアを目指す場合は、PHPやRubyなど、多くの企業・開発現場で使われているプログラミング言語を学習するのが良いでしょう。

案件数が多いプログラミング言語について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【1位はGoの87万円】プログラミング言語別単価ランキング|2023年7月最新版

ITインフラに関する知識

ITインフラとは、ITの基盤となる設備や構造物のことです。 ネットワークやサーバー、ストレージなどが含まれます。こういったITインフラの知識は、フリーランスエンジニアとして業務を行ううえで必須です。

特にネットワークエンジニアやサーバーエンジニア、データベースエンジニアなどは高度なインフラの知識が求められます。製品や技術の知見を幅広く持つことが大切です。

コミュニケーションスキル

フリーランスエンジニアは1人で業務を進めるだけでなく、メンバーやクライアントとコミュニケーションをとる場面もあります。

やりとりを円滑にするためには、要点をピックアップして伝えたり傾聴したりするコミュニケーション力が大切になるでしょう。単価や納期などを交渉する際も、コミュニケーション力が必要です。

自己管理スキル

フリーランスエンジニアには、自己管理スキルも必要です。会社員と比べて自由な働き方ができる一方で、その分、体調や仕事量を自分で管理しなければなりません。収入を増やしたいがために多くの案件を無理して引き受けると、体調を崩したりプライベートの時間がなくなったりする恐れがあります。

また、複数の案件を引き受けるときは、納期までのスケジュールをしっかりと管理することが大切です。期日に余裕を持って成果物を納品できれば、クライアントからの信頼度がアップするでしょう。

フリーランスにタスク管理が求められる理由やおすすめのタスク管理ツールについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランス向けタスク管理ツール13選!管理の手順やメリットも解説

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フリーランスエンジニアを目指すための効率的な学習法3選

未経験からフリーランスエンジニアを目指すためには、当然スキルの習得が必要です。主な学習方法を3つ紹介します。勉強方法によって習得に要する時間が異なるため、独立までのスケジュールにあった方法を選びましょう。

学習サイトで独学する

エンジニアスキルを身につける方法の一つとして、インターネットのプログラミング学習サイトで独学をする方法があります。最近は、プログラミングに関する学習サイトも増えており、中には無料のものまであります。

学習サイトは手軽に始められるのがメリットです。一方で、問題にぶつかった際は自分で解決しなければなりません。不明点を気軽に聞ける人がいないため、挫折するリスクもあります。

書籍を活用して独学する

プログラミングに関する書籍を活用して独学する方法もあります。エンジニアに関する書籍には多くの種類があるため、自分の習得したいスキルにあったものを見つけることができるでしょう。

書籍での独学は、自分のペースで学習を進められるというメリットがあります。しかし、書籍に載っている情報では解決できない問題が発生した際、すぐに誰かに聞ける環境がないことがデメリットです。

プログラミングスクールに通う

未経験からフリーランスエンジニアを目指す際に、独学に不安がある場合はプログラミングスクールで学習するのも一つの方法です。講師が現役エンジニアであれば、実際のシステム開発の現場で活用できる知識を教えてもらえる可能性があります。

プログラミングスクールでは、エンジニアの先輩に不明点を聞いたり、キャリアの相談ができたりする点がメリットです。しかし、独学と比べて費用がかかります。プログラミングスクールに通う場合は、サポート内容や費用、学習期間などを確認したうえで選択することが大切です。

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未経験から目指しやすいフリーランスエンジニアの職種

フリーランスエンジニアといっても、エンジニアには様々な職種があります。IT分野は幅が広く、それぞれに特化したエンジニアがいるためです。未経験から目指しやすいとされる職種について、仕事内容や目指しやすい理由を解説します。

Webエンジニア

Webエンジニアの仕事内容は、Webサイトやアプリケーションの設計・開発・運用・保守です。企業や担当する作業内容によっては、以下の職種名で呼ばれることもあります。

  • フロントエンドエンジニア:ユーザーが目にする部分の開発を担当
  • バックエンドエンジニア:サーバーやデータベースなどユーザーが目にしない部分の開発を担当

Webエンジニアは、PHPやPython、Rubyなどのプログラミングスキルのほか、セキュリティやデータベースの知識などが必要です。幅広い知識・スキルが必要になりますが、教材が多く学習コストを抑えやすいことから、未経験から目指しやすいとされます。

プログラマー

プログラマーの主な仕事内容は、システムエンジニアが作成した仕様書にもとづいてプログラミングをすることです。プログラマーの中でも様々な分野があります。

  • Web系:BtoCのWebサービスやブラウザゲームなどの開発
  • 組み込み、制御系:洗濯機や冷蔵庫、エレベータや信号機などのハードウェアの機能を制御するシステムの開発
  • パッケージアプリケーション系…表計算ソフトやウィルススキャンソフトなどPCにインストールして使用するソフトの開発
  • 社内システム系…自社のITシステムの開発や保守
  • 設備制御系…交通機関や工場などの機械を制御するシステムの開発
  • オープン、オンライン系…一般的に入手しやすいハードウェア・ソフトウェアを組み合わせた業務系アプリケーションの開発
  • 汎用系…膨大なデータを処理するためのメインフレームに搭載するシステムの開発
  • 通信系…ネットワーク機器や通話システムなどのネットワークに特化したシステムの開発

プログラマーが使用するプログラミング言語の例としては、JavaやJavaScript、Pythonなどが挙げられます。プログラマーはITエンジニアの登竜門とされ、実務未経験でも比較的目指しやすい職種です。

ゲームエンジニア

ゲームエンジニアの仕事内容は、スマホゲームや家庭用ゲーム、ソーシャルゲームなどの開発です。具体的には、以下の業務を担当します。

  • ゲームの企画、立案
  • プログラミング
  • デバッグ

ゲームエンジニアには、JavaやC言語、JavaScriptなどの知識・スキルが必要です。JavaやC言語、JavaScriptは独学でも習得しやすく、Unityなどのツールを使えば言語の知識が不要になるケースもあります。そのため、未経験でも挑戦しやすいでしょう。

その他エンジニアの職種について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
エンジニアの種類

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フリーランスになるメリット・デメリット

未経験からフリーランスエンジニアになるか迷っている場合、フリーランスになるメリットとデメリットを知っておきましょう。メリットとデメリットを理解したうえで、判断するのがおすすめです。

フリーランスになるメリット

フリーランスになることで得られるメリットを紹介します。

自由度の高い働き方ができる

フリーランスのメリットのひとつは、自由度の高い働き方ができる点です。自分で受ける仕事を選べるうえ、働く時間や働く場所も好きなように決めることができます

子育てや介護との両立がしやすく、さらに地方や海外に住みながら働くことも実現するかもしれません。

収入がアップする可能性

フリーランスは自分の頑張りとスキルが収入に直結する部分も大きいです。そのため、努力次第では会社員時代より収入がアップする可能性もあります。

より高度なスキルを身につけることで、高単価の案件を受注できるかもしれません。また、自分の得意分野の仕事を選ぶことで効率的に仕事ができ、そのぶん受注数を増やして年収を上げられるでしょう。

人間関係の悩みが少なくなる

フリーランスは自分で仕事を選べる、つまり一緒に働く人も選ぶことができるのもメリットです。会社員時代に感じていた職場での人間関係の悩みからも解放されるかもしれません。

その他フリーランスエンジニアになるメリットを以下の記事にて紹介しています。
フリーランスエンジニアのメリット・デメリットは?リアルな実態を解説

フリーランスになるデメリット

フリーランスになることで生じるリスクもあります。

収入が不安定

フリーランスは会社員と違って固定給がないため、収入が不安定になります。フリーランスの収入は受注する案件数や単価に左右されるため、月によって変動しやすいです。

そのため、フリーランスが安定した収入を得るためには、一定の案件数を担保したり、継続して案件を受注するなどの努力が必要です。

保障や福利厚生がない

会社員と比べて、フリーランスには保障や福利厚生がないというデメリットもあります。

就業中のケガ・病気に対する労災保険がなくなったり、住宅手当や健康診断の福利厚生がなくなります。会社と折半していた社会保険料も、フリーランスの場合は全額自己負担です。

しかし、最近はフリーランス向けの福利厚生サービスも続々と誕生しているため、調べてみると良いでしょう。

自分で営業して仕事を獲得する

フリーランスは自分で仕事を獲得する必要があるため、営業活動が欠かせません。そのため、コミュニケーションスキルに不安があったり、営業活動が苦手な場合はストレスを感じやすいかもしれません。自己アピールや営業に苦手意識がある場合は、営業代行を利用したり、フリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。

レバテックフリーランスはIT・Web業界に特化したフリーランスエージェントです。IT・Web業界を知り尽くしたコーディネーターが、幅広い案件から条件に合うものを提案します。単価交渉などの営業活動もお任せください。無料でフリーランス相談会も行っているため、フリーランスになるか検討中の方はお気軽にご利用ください。

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【体験談】営業職からフリーランスエンジニアに!フリーまでの道のりや大変だったことは?

営業職からフリーランスエンジニアに転向した、M.Hさんにお話を聞きました。フリーランスエンジニアになった方法や苦労したことなど、未経験からフリーランスエンジニアを目指す方は、ぜひ参考にしてください。

営業職からフリーランスエンジニアになった経緯を教えてください

エンジニアを目指す前は、旅行会社の店舗カウンターで旅行を提案する仕事をしていました。もともとシステムエンジニア志望だったのですが狭き門で…。入社後、社内公募に応募してエンジニアになりました。エンジニアになって最初の1〜2ヶ月は、業務を通じて技術を学ぶ日々でした。

その後、会社員としてエンジニアを3年ほど続けていましたが、コロナ禍で勤めていた会社でボーナスが出なくなり、給与額も相当厳しくなったことをきっかけに、フリーランスへの独立を考え始めました。

すでにフリーランスとして働いていた幼なじみやyoutubeを見ていて、「フリーランスになれば給料があがる」という印象はありましたが、継続して案件に参画できるか、という点では不安もありました。ですが、とにかくこの状況を変えて、収入を上げたいという気持ちが強かったです。「向いていなければまた会社員に戻れば良い」「1度挑戦してみよう」と腹をくくり、フリーランス転向を決意しました。

フリーランスになって感じるデメリットはありますか?

管理職を目指すのはなかなか難しいかな、という印象はあります。管理職になるのが難しいとなると、今後ずっと今と同じような作業内容でフリーランスを続けていくのかな…と考えることもあります。ただ、参画してまだ年月が浅いので、今のところ思いつくデメリットはそれくらいです。

フリーランスになってよかったことは何ですか?

もちろん収入が増えたことも大きいのですが、自由な時間が増えたことです。フルリモートの案件を選んで参画できるので、スキルアップの時間をとれるだけでなく、経済的にも気持ち的にもゆとりができたと思います。

会社員は長期雇用が前提となりますが、フリーランスは案件が合わなければ人間関係含め環境を変えやすいですからね。

自分のスキルに自信がなくて、フリーランスになるのを迷っている人に向けたアドバイスがあればお願いします。

フリーランスとして通用するかどうかは、やってみないと分かりません。エンジニア需要は高いので、向いていないと思ってフリーランスをやめても、会社員として働き直せる可能性は十分にあります。フリーランスエージェントに登録することで、スキルアップのアドバイスを受けられるので安心ですし、キャリアの可能性も広がるのでおすすめです。

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未経験でもフリーランスエンジニアを目指す人によくある質問

未経験のフリーランスエンジニアによくある質問をまとめました。

Q. フリーランスエンジニアとは何ですか?

フリーランスエンジニアとは、会社や組織、団体などに属さず、案件ごとにクライアントと契約をして報酬を得るエンジニアです。組織に縛られず自由な働き方ができる一方で、収入が変動しやすい特徴があります。

フリーランスエンジニアの働き方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスエンジニアとは?会社員との違いやIT職種、会社員との違い

Q. 未経験でもフリーランスエンジニアになれますか?

未経験からでもフリーランスエンジニアになることは可能です。しかし、すぐに安定した仕事や収入を得るのは難しいでしょう。

フリーランスは基本的に経験やスキルが重視されるため、フリーランスとして独立する前に、十分なスキルを身につける必要があります。副業から始めたり、一度企業に就職してから独立すると、積み重ねた経験やスキルから安定した収入を得やすくなるでしょう。

経験が浅い場合、先輩エンジニアの体験談から成功パターンを真似るのもおすすめです。
フリーランスエンジニアの末路は悲惨?回避策や成功体験談を紹介

Q. フリーランスエンジニアの年収はどれくらいですか?

Relanceがフリーランスエンジニア1,021人に行った年収調査によると、「500〜800万円」が最も多く29.10%、次に「300〜500万円」と回答した人の割合が28.02%となっています。「1,000万円以上」と答えた人は全体のわずか9.8%ほどでした。

フリーランスの年収は経験やスキル、単価に左右される部分が多いため、一概に「いくら」ということはできません。参考値として考えてください。

また、フリーランスエンジニアの職種別や年代別の年収に関しては、以下をご覧ください。
フリーランスエンジニアの平均年収はいくら?言語・職種・経験年数別に紹介

参考:【2023年版】フリーランスエンジニア白書 1000人に聞いた!フリーランスエンジニアの実態調査-2023年1月-|Relance

※本記事は2023年12月時点の情報を基に執筆しております。

最後に

簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!

※相場算出に個人情報の取得はおこないません。

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