【フリーランス初心者向け】平均年収やおすすめの職種・案件の探し方を紹介 | レバテックフリーランス
【フリーランス初心者向け】平均年収やおすすめの職種・案件の探し方を紹介
フリーランス始めたての人、これからフリーランスを始めようとしている人必読!フリーランス初心者が知っておくべき基本情報を解説します。
本記事では、フリーランス初心者の方に向け、おすすめの職種や案件の獲得方法、始めるために必要な手続きなどをまとめました。フリーランス初心者は、ぜひ参考にしてください。
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目次
フリーランスという働き方を紹介
フリーランス初心者のために、知っておくべきフリーランスの基本情報を解説します。フリーランスになってから後悔しないよう、フリーランスの実情に関しては知っておくべきです。
フリーランスとは?
フリーランスとは、企業や団体など特定の組織に属さず、個人で案件ごとに契約を結ぶ働き方を指します。厚生労働省のガイドラインでは、「実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指す」と定義されています。
よく似た言葉に「個人事業主」がありますが、フリーランスとの違いは「開業届を提出しているか否か」です。つまり、開業届を提出しているフリーランスのことを、個人事業主と呼びます。
フリーランスの働き方や法人の違いに関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスとは?代表的な職種や必要な準備、手続きをわかりやすく解説
フリーランスの法人化ガイド|メリットやタイミング、手続き
参照:フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン|厚生労働省
働く時間や平均年収は?
フリーランスは基本的に働く時間や日数を自由に決めることができますが、実際どれくらい働いているのでしょうか。また、一番気になるであろうフリーランスの平均年収はどれくらいなのでしょうか。フリーランス協会が公開する「フリーランス白書2023」をもとにみていきます。
参考:「フリーランス白書2023」|一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
フリーランスのひと月あたりの就業時間
「フリーランス白書2023」によると、ひと月あたりの就業時間は、「140時間以上200時間未満」と回答した人が33.1%で最も多かったです。次に多いのが、「100時間以上140時間未満」で17.1%、「20時間以上60時間未満」が14.9%でした。稼働日数を20日と考えると、1日あたり5〜8時間仕事をしている人が多そうです。職種や案件の内容、案件数によって変動するため、働く時間は会社員に比べて多様であるといえます。
フリーランスの平均年収
フリーランスの平均年収ですが、「フリーランス白書2023」の調査によると、「200万以上400万円未満」と回答した人が27.9%と最も多い結果となりました。続いて、「400万円以上600万円未満」が20.9%、「200万円未満」が19.5%となりました。
フリーランスの収入は、案件単価やフリーランス自身のスキル・経験によって変動するため、一概に「いくら」ということは難しいです。参考程度に考えてください。
フリーランスの年収や手取りに関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスが手取り月30万を実現する方法|支払う税金・保険料についても解説
月50万円のフリーランスの手取りは?生活レベルや税金についても解説
フリーランス・年収600万円の手取り|税金や計算方法、年収増の方法
フリーランス年収700万円の手取り|税金の早見表や個人事業主向け知識
フリーランスで年収1,000万円の手取りは?支払う税金・保険料も解説
フリーランスのメリットデメリット
フリーランスになるうえで、メリットとデメリットを把握しておきましょう。
フリーランスになるメリット
フリーランスになるメリットとして以下が挙げられます。
- 自由度の高い働き方ができる
- 得意な仕事で収入アップが目指せる
- 人間関係の悩みが少なくなる
フリーランス最大のメリットは、自由度の高い働き方ができることです。好きな場所、時間で働けるのに加え、受ける仕事も自由に決めることができます。
また、フリーランスの収入は受ける案件によって変わるため、努力次第では会社員時代より収入をアップさせることが可能です。自分の得意分野の仕事を受けることで、効率的に働くことができ、その分受注数も増やして収入アップが狙えます。
さらに、フリーランスは受ける仕事を選べるため、ともに働く人も選ぶことができます。会社員時代に人間関係の悩みがあった人は、そのストレスから解放されるかもしれません。
フリーランスになるデメリット
フリーランスになることで生じるリスクもあります。
- 収入に変動がある
- 福利厚生や保障がない
- 営業から経理まで自分で行う必要がある
フリーランスは、会社員のような決まった固定給がなく、受ける案件によって収入が変動します。仕事がとれなければ、収入もゼロです。そのため、継続して仕事が受けられないと収入が不安定になりがちです。
また、フリーランスは会社や組織に属さないため、福利厚生や保障が基本的にはありません。社会保険料が全額自己負担であったり、労働法の適用外であったりします。
さらに、フリーランスは個人で事業を行うため、仕事を獲得するための営業活動から確定申告などの経理業務まで自分で行う必要があります。
フリーランスの税金や確定申告に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスが支払う税金の種類は?節税方法や払えないときの対処法も解説
フリーランスに青色申告がおすすめの理由とやり方、初心者向け節税方法
未経験でもフリーランスを目指せる?
未経験からフリーランスを目指すことは可能です。ただ、いきなりフリーランスとして独立したところで、仕事を獲得することや安定した収入を得ることは難しいでしょう。
フリーランスとして活躍するためには、一定のスキルと実績が必要です。仕事を依頼するクライアントは、フリーランスのスキルや経験をもとに判断するため、全くの未経験の場合、仕事を任せてもらえる可能性は極端に低いと考えられます。
そのため、未経験からフリーランスを目指す場合は、スキルを磨き実績を積む準備期間が必要です。まずは独学やスクールに通うことでスキルアップを行い、その後、副業や企業に就職することで経験を積んでからフリーランスとして独立するのがおすすめです。
未経験からフリーランスを目指す方法に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
未経験・スキルなしからフリーランスになるには?おすすめの仕事の獲得法も
フリーランス初心者におすすめの職種
フリーランス初心者におすすめの職種を紹介します。フリーランスとして独立を検討する際は、これらの職種から選ぶと独立しやすいかもしれません。初心者におすすめの職種の特徴として、案件が豊富、スキルを活かしやすいといった点があります。
また、ここでは特に初心者向けの職種を紹介していますが、ほかの種類も知りたい方は以下の記事をご覧ください。
フリーランスの仕事とは?種類や内容、未経験で目指せる職種一覧
ITエンジニア
ITエンジニアは、IT技術を用いてソフトウェア開発やネットワーク構築を行う職種です。ITエンジニアには、主に以下のような職種があります。
IT技術を活用している会社は多く、ITエンジニアは需要の高い職種です。そのため案件数も多くなっています。また、近年は独学のための教材や、プログラミングスクールも充実しているため、初心者でもスキルを磨きやすくおすすめです。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインや設計、コーディングなどを行う職種です。Webデザイナーとして活動するには、デザインソフトを使いこなすスキルとデザインの基本知識が必要です。クライアントとの打ち合わせなど人と接する機会も多く、コミュニケーションスキルが求められます。
Webデザイナーはフリーランスとして活動する人が多い職種であり、案件数も多いので初心者でも仕事を獲得できる機会が多いでしょう。
Webデザイナーの働き方に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスWebデザイナーの仕事のリアル|会社員との違いや単価相場について徹底解説
ライター
ライターとは、雑誌や書籍、Webサイトなどに記事を掲載するための取材や制作を行う職種です。出版社やWebサイト運営会社から依頼を受け、記事の執筆を担います。
クラウドソーシングでは未経験可の案件もあり、特別な資格も必要としないため初心者にもおすすめの職種です。基本的に単価は低めですが、専門性の高い記事を執筆したり、検索順位の上位を狙うSEO知識があると、高単価の案件を受注することができます。
イラストレーター
イラストレーターとは、雑誌やWebサイトなど様々な媒体で使われるイラストを描く職種です。デザイナーと混同されやすいですが、デザインではなくクライアントの依頼に沿ったイラストを描くのが仕事です。
クライアントのイメージ通りのイラストを作成できるかが重点となるため、実績の少ない初心者にもチャンスが多くなっています。
イラストレーターの働き方に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスのイラストレーターになるには?平均年収の目安や仕事の取り方も紹介
ブロガー・アフィリエイター
ブロガー・アフィリエイターは、ブログやSNSの投稿記事にクライアントの商品やサービスへのリンクを記載して広告収入を得る職種です。広告収入を得るためには、ただ広告を貼るだけではなく、読者にクリックしてもらう必要があります。
投稿する記事の内容に決まりがないため、初心者でも始めやすいでしょう。しかし、記事を書いてからすぐに収入に繋がるわけではありません。そもそものブログやSNSの人気を高めたうえで、多くの人に読んでもらえるような記事を書ける構成力や文章力が必要になるでしょう。
初心者のためのフリーランスの始め方
フリーランスになりたいと思ったものの何から始めればいいのかわからない人もいるでしょう。そんな初心者向けに、フリーランスとして独立するための方法を順を追って紹介します。
キャリアプランをたてる
フリーランスになりたいと思ったら、最初にキャリアプランをたてることが大切です。この下準備を怠ると、フリーランスとしての活動の方向性が定まらず、キャリア形成もうまくいきません。
まずは、フリーランスとしてどんな職種でやっていくのか、どんな働き方がいいのか、年収はどれくらいを目指すのか、いつまでに独立をしたいのか、などを考えていきましょう。そして、自分の今できることは何か、スキルや実績を洗い出します。併せて、万が一事業が上手くいかなかった場合の対応方針も決めておくといいでしょう。
キャリアプランをたてることで、今後身につけるべきスキルやスケジュールが明確になるでしょう。
リスクヘッジをする
フリーランスとして独立する前の準備として、リスクヘッジも重要です。フリーランスは会社員に比べ、安定した収入がないため社会的信用も低めです。特に貯蓄やローンの申請などの対策はやっておいて損はないでしょう。以下で詳細を解説します。
独立後も安心できる貯蓄をする
フリーランスとして独立しても参画できる案件がない場合も、生活をしていくためのお金は必要です。そのため、万が一のことを考えて、フリーランスとしての収入がゼロでも生活していける程の貯蓄をしておきましょう。目安は、半年〜1年ほど生活できるくらいの金額です。
ローンやクレジットカードの申請をしておく
フリーランスは収入が不安定なため、社会的信用性が低いです。そのため、クレジットカードや住宅ローンなどの審査が通りにくい傾向にあります。
クレジットカードの作成やローンを組む予定がある場合は、フリーランスとして独立する前の信用性が高い状態で申請をしておくのがおすすめです。
活動方針に沿ってスキルを磨く
キャリアプランをたてたら、決めた方向性に沿って必要なスキルを磨いていきましょう。
書籍やWebサイトでの独学もできますが、少しでも早く独立したい場合はスクールに通うことをおすすめします。講師が現役のフリーランスであることも多く、フリーランスとしての働き方を聞けたり、相談もできるでしょう。
また、特にIT業界で求められる言語・フレームワークなどのスキルは変化が激しく、トレンドがすぐに変わってしまいます。随時情報を更新しながら、活躍したい分野で有益となるスキルを身につけてください。
スキル不足によって生じるリスクに関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
スキル不足でフリーランスエンジニアになったら?失敗例や必要なスキル
副業からでも!案件を探す
スキルアップは継続したまま、いよいよ案件を探していきます。自分の求める条件に合わせて案件を探していきましょう。探し方は、クラウドソーシングやフリーランスエージェントの活用など様々です。詳しい探し方は、後述しますので参考にしてください。
また、未経験者やまだスキルに自信のない方は、独立前に、副業から始めたり企業に就職したりして経験を積むのもおすすめです。いきなり独立するより、失敗したときのリスクを軽減できるでしょう。
開業届を提出する
フリーランスとして事業を始めたら、1ヶ月以内に税務署へ開業届を提出します。提出しなくとも罰則はないですが、青色申告を行いたい人は必ず提出をしましょう。併せて、青色申告承認申請書の提出も必要です。
開業届の出し方に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
個人事業主の開業届ガイド|出さないとどうなるか、書き方・必要なもの
フリーランス初心者が案件を獲得する方法
フリーランスが案件を獲得する方法を紹介します。初心者でも獲得しやすい方法もあるので、案件探しの際には参考にしてください。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングは、案件を外注したい企業と受注したい人をWeb上でマッチングするサービスです。誰でも簡単に利用ができます。
クラウドソーシングに掲載の案件は、比較的、難易度が低いものが多いため、フリーランス初心者でも参画しやすいでしょう。初心者が様々な実績を積むのにはおすすめですが、単価が低めな案件が多いため、長期的に安定した収入を得たい場合は他の方法がいいかもしれません。
フリーランスエージェントを利用する
初心者フリーランスが案件を探す方法として、フリーランスエージェントの利用があります。フリーランスエージェントとは、個人の適性やスキル・希望条件にマッチした案件を提案してくれるサービスです。単価交渉や契約手続きも代わりに行ってくれる点がメリットです。
フリーランスエージェントは幅広い案件を所持していますが、一定のスキルや実務経験が求められるケースが多いです。登録は無料なため、とりあえず登録をしておいて損はないですが、全くの初心者はスキルや経験を積んでからのほうが、より条件の良い案件に参画できるでしょう。
レバテックフリーランスは、IT・Web業界に特化したフリーランスエージェントです。フリーランス初心者のための無料相談会も行っているので、相談からでもお気軽にご利用ください。
SNSやブログで営業活動をする
SNSやブログで営業活動をし、案件を獲得する方法もあります。SNSやブログは、不特定多数の人に向けて発信ができるため、定期的に自身の実績を発信することでアピールになり、人材を探しているクライアントの目に留まるかもしれません。
SNSやブログは誰でも簡単に開設ができるため、初心者でもハードルの低い案件の探し方でしょう。多くの人に目を留めてもらうためには、発信の仕方に工夫が必要であり、炎上リスクにも注意が必要です。
その他のフリーランスが案件を獲得する方法に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスの仕事の探し方10選!準備するべきことや継続して案件を獲得するコツも紹介
フリーランス初心者でも継続して案件を獲得するコツ
フリーランスが安定した収入を得るためには、継続して案件を獲得する必要があります。フリーランス初心者であっても、同じクライアントから案件を繰り返し依頼されるようになる方法があります。
たとえば、クライアントからの連絡にはすぐに応えるようにすれば安心感を与えることができ、信頼が築けるでしょう。そのうえで、複数のスキルを保有していると証明できれば、ほかの案件も依頼してみようと検討してもらえます。初心者でも継続案件につなげるための有効な方法を知っておきましょう。
素早いレスポンスで安心感を与える
クライアントと行うメールやチャットでのやりとりでは、素早いレスポンスを心がけましょう。返事が遅いとクライアント側は作業が滞り、不信感を募らせてしまうかもしれません。
レスポンスが早いと相手の安心感や信頼感が高まるだけではなく、仕事への意欲があることもアピールできます。こういったイメージが次の依頼につながるかもしれません。初心者はゼロから信頼を構築していくためにも、レスポンスの早さを心がけると良いでしょう。
納期を必ず守り信頼を得る
クライアントから受けた仕事の納期は厳守しましょう。納期に間に合わなければそれだけで印象は悪くなります。納期に遅れることで他の作業者にも多大な迷惑をかける可能性もあるかもしれません。
フリーランスは信頼が命です。納期を守り信頼を積み重ねることで、契約を継続してもらえたり、再び案件を依頼される可能性が高まります。納期が厳しい可能性がでてきた場合は、即座にクライアントに報告・相談するようにしましょう。
持っている複数のスキルをアピールする
単独のスキルを持っているよりも、複数のスキルを持っているほうが需要が高く、重宝されるでしょう。そのため、自分が持っている様々なスキルを掛け合わせて仕事をするべきです。
例えば、IT職ならプログラミングだけができる人よりも、上流工程やマネジメントに携われるスキルがある人は重宝されます。ライターなら、文章を書く以外にアポ取りや取材、写真撮影などができる人だとより多くの仕事を任せてもらえる傾向です。
このように複数のスキルを保有し、それを参画中や契約終了後のやりとりなどを通してクライアントにアピールしておくと、契約の継続や追加の案件依頼を検討してもらいやすくなるでしょう。
フリーランスになるときの注意点
フリーランスとして仕事をしていく上で気を付けるべきことを紹介します。フリーランス初心者であればなおさら意識しておくべきでしょう。
複数の案件獲得経路をもつ
フリーランスとして案件を探す際は、複数の経路を持っておくことがおすすめです。案件を獲得する経路がひとつしかないと、そのひとつの契約が何らかの理由でなくなってしまった際に仕事がゼロになってしまいます。
そのため、ひとつの方法に限定せず、様々な方法で案件を探し受注しましょう。フリーランスエージェントに関しても、複数のサービスを登録すると様々な案件の紹介を受けることができます。
複数のフリーランスエージェントに登録するメリットに関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスエージェントに複数登録すべき理由|メリットや注意点も紹介
スケジュール管理を徹底する
フリーランスには、進捗を確認してくれる上司のような存在がいないため、自分でスケジュール管理をする必要があります。
初心者の場合、闇雲に案件に応募しがちですが、キャパシティを超えた量の案件を受注してしまうと、納期に間に合わなかったり仕事の質が下がるリスクがあります。こういった状況に陥ると、クライアントの信頼を失いかねません。
少しでも収入を増やそうと無茶なスケジュールを組まず、自分のできる範囲で、余裕をもったスケジュール管理を行いましょう。
人脈を広げる
フリーランスの仕事の獲得方法に、知人からの紹介があります。そのため、日頃から人脈を広げることを意識すると良いでしょう。
一度仕事で関わった人と連絡を取り続けたり、フリーランス向けのオンラインサロンやコミュニティに参加して新たな人脈を築くのもおすすめです。仕事につながる可能性があることを意識して、人との出会いや繋がりを大切にしましょう。
税金関係の知識を身につける
フリーランスは、確定申告などの経理作業も自分で行う必要があります。そのため、税金関係などお金に関する知識を身につけておきましょう。
確定申告にあたり、帳簿をつけたり領収書を管理するなどお金の流れを把握することが大切です。便利な会計ソフトなども多くあるので、有効活用しましょう。
フリーランスの確定申告や節税方法に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランス1年生が初めての確定申告でやること|青色申告と白色申告の違いも解説|
フリーランスの節税対策!損をしないための経費と控除の知識
フリーランス初心者によくある質問
フリーランス初心者によくある質問をまとめました。
未経験からでもフリーランスになれますか?
未経験からでもフリーランスを目指すことは可能です。ただし、すぐに案件を獲得できたり十分な収入を得られるわけではありません。一定のスキルを身につけるなどの事前準備が大切です。
また、フリーランスが案件を獲得する際には実績が重視されるパターンもあるため、副業から挑戦し実績を積んでから、フリーランスとして独立するのもひとつの手です。
未経験者で周りに先輩フリーランスがいない場合、フリーランスコミュニティや交流会に参加してみるのも良いでしょう。同じ境遇のフリーランスに仕事の相談ができたり、案件獲得につながる人脈ができるかもしれません。おすすめのコミュニティや交流会に関しては、以下の記事にて紹介していますので参考にしてください。
フリーランス向けコミュニティ10選【所属するメリットや選び方とは?】
フリーランスが交流会に参加するメリット|おすすめの交流会・イベント
フリーランスになるのに必要な準備はありますか?
会社に勤めていた場合は、退職後、国民健康保険・国民年金への加入手続きが必要です。
また、ローン・クレジットカードの申請、不動産契約などもフリーランスになる前に済ませておいたほうが良いでしょう。事業用口座の開設や小規模企業共済制度への加入手続きなどもしておくと、会計作業や将来の暮らしに役立ちます。
開業届の届の提出は任意ですが、屋号が欲しい場合や青色申告をしたい場合は提出が必要です。併せて青色申告承認申請書の提出もしましょう。
フリーランスの健康保険や年金に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【2023年版】フリーランスの保険ガイド|定番サービスや健康保険組合
フリーランスの健康保険とは?安くする方法や国保以外も紹介
フリーランスの年金ガイド|老後に備える方法や各手続きも解説
いつからフリーランスと名乗れますか?
個人で直接案件を契約し業務をすれば、フリーランスと名乗れます。
会社員であっても、会社との雇用契約とは別に、副業として個人で案件を受注しているのであればフリーランスと名乗って大丈夫です。会社員のフリーランス活動は副業に該当するので、就業規則は事前に確認してください。
開業届を出していないとどうなりますか?
開業届は原則事業開始から1ヶ月以内に提出とされているものの、出していなくても罰則はありません。ただし、確定申告の際に青色申告による特別控除を受けるには、開業届と青色申告承認申請書の提出が必要です。
フリーランス初心者におすすめの案件はどんな案件ですか?
クラウドソーシングに掲載の案件がおすすめです。比較的、難易度の低い案件が多く、初心者でも挑戦しやすくなっています。フリーランス初心者が、まず経験を積むのに向いているでしょう。
※本記事は2023年12月時点の情報を基に執筆しております。
最後に
簡単4ステップ!スキルや経験年数をポチポチ選ぶだけで、あなたのフリーランスとしての単価相場を算出します!
※相場算出に個人情報の取得はおこないません。
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